【ホームページ・ネットショップ運営者必見!!】直帰率について

ホームページやネットショップは、制作時よりも運営時の方がより重要です。

デザインももちろん重要ですが、閲覧数を増やし、より多くの人に見てもらう必要があります。

一般に多くの人に見てもらうための施策として、検索順位を向上させるSEO対策を行ったり、SNSによる流入を測りますが、それらの目的がただの閲覧数という数稼ぎになってしまってはいけません。

ホームページやネットショップには本来の目的(問い合わせ数を増やす、売り上げを上げるなど)があります。

狙った目的を満たしているかどうかを調べるためにはWebサイトの分析が重要です。

今回はそんなサイトの分析時に使える重要な指標「直帰率」について解説します!

検索順位向上のSEO対策については、こちらの記事で解説しています!

目次

直帰率について

直帰率,イメージ

直帰率とは、あなたのサイトを訪れたセッション(訪問)のうち、直帰したセッションの割合を表わす指標です。

直帰とは、サイト内で1ページしか見ずにそのままサイトから出る、というユーザーの行動を指します。

つまり、直帰率とはサイトの閲覧者(訪問者)のうち、何%が最初のページしか見なかったかを表す指標です。

1日に10人の訪問があるWebサイトを例に考えるとすると、そのうち最初のTOPページだけを見た人が5人だった場合、直帰率は10人のうち50%の人数である5人が最初のページしか見なかったため、直帰率 = 50%となります。

従って、直帰率が高いと最初に訪問したページが何かしらの理由で閲覧者の閲覧目的を満たさなかったと考えたり、その他のページへの遷移がわかりにくいなど、Webサイトの課題点を見つけるきっかけになることも多いです。

直帰率の平均

では、そんな直帰率ですが、どれくらいの数値を目指せば良いのでしょうか?

目指すべき値は業種や媒体によって異なりますが、以下のような数値が一般的な平均と言われています。

Webサイトのタイプ平均の直帰率
ネットショップ(ECサイト)20~40%
ホームページ40~60%
ランディングページ(LP)60~90%
参考:https://cxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/

直帰率を高めてしまう原因

直帰率が高いということは、閲覧者は最初に訪れたサイトを見て、サイトを離れてしまっていると言えます。

実はその原因はマイナスの場合だけではありません。

その時の理由について考えてみましょう。

マイナスのパターン:欲しい情報がない

検索エンジンからの流入の際、ユーザーはサイトのタイトルを見て自分が求めている情報と関係がありそうだとWebサイトを見に訪れます。

しかし、その時、最初に入ったページで「求めていた内容がない」or「わかりにくい」場合、そのページを離れます。

注意を引きつけるようなサイトタイトルは非常に重要ですが、内容との乖離があると直帰率を向上させてしまう原因になるので気をつけましょう。

プラスのパターン:最初のページで閲覧者のニーズを全て満たしてしまった。

直帰率はサイトのクオリティーがとても高く、閲覧者にとって満足度の高いものであるときにも高くなる傾向があります。

閲覧者がページを遷移する理由として考えられることは、「もっと他の情報を知りたい」という思いが大きいでしょう。

そのため、最初に訪れたページで求めていた情報を全て手に入れることができてしまうと、他のページに遷移することなくサイトを離脱してしまいます。

この場合サイトの内容を見てもらうことを目的にしている場合であれば、問題意識を持つ必要はありませんが、サイトの内容を入り口に問い合わせに繋げたかったり、商品の購入に繋げたいなどの場合においては、改善の必要があると言えます。

まとめ

ここまで、Webサイトを分析する上で重要な指標である「直帰率」について解説してきました。

直帰率をだけを調べてみても、さまざまな情報がわかりますが、直帰率はその他の重要な指標と結びつけることでより深い分析をかけることができます。

次回はそんな、ホームページやネットショップの分析に使えるその他の指標についても解説していきます!

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