SEO対策には、「読み手のニーズに応える良質なコンテンツを検査エンジンにわかりやすく伝える。」ということが大切です。
以前の記事で読み手のニーズの把握の方法や検索エンジンにわかりやすく伝える方法について解説しました。
これらは基本的なSEO対策の方法となるので、まだ読んでない方はぜひチェックしてみてください!
さて、こちらの記事でSEO対策の基本についてざっくりご理解いただけたかと思います。
ここまでご理解いただくと次に疑問に思うのは、「良質なコンテンツ」とは何か?ということではないでしょうか?
実はこの「良質なコンテンツ」を勘違いすると、せっかく記事を投稿しているのに検索順位に反映されない!といった悲しいことになる可能性があります。
今回は、ホームページやネットショップの運営においても役に立つ、良質なコンテンツの作り方について解説します!
良質なコンテンツとは?
まず押さえておきたいのは、コンテンツに対して良質かどうかを誰が決めているのか?ということです。
Googleのクローラーでしょ。
そう。基本的にはコンテンツが良質かどうかはクローラー(ロボット)がチェックします。
しかしこのロボットさらに進化しているので、その部分をおさえましょう。
クローラー(ロボット)のアップグレード
これまで、ロボットが主に良質かどうかを判別する時に利用していた軸が、
「検索する人のニーズに応える記事であるかどうか」
例えば、姫路でホームページ制作会社を探すとしましょう。(創業が姫路市なので^^)
「姫路 カフェ」と調べるとこんな検索画面が表示されます
ちなみに「神戸 カフェ」だとこんな感じ。
どちらも上位検索される内容があまり変わりませんね。
これを見ると、
「お!カフェのまとめを作れば検索上位に表示されるんだな!じゃー、内容をパクってトップ30を作ろう!」
と考えてしまいませんか?
確かにこれは、現時点でトップ表示されているサイトなのでこの内容が検索者のニーズを満たしていることは紛れもない事実です。
しかし、皆がそう考え同じことを行うとパクリサイトが増え、さらにそのパクリサイトが増え。
というように、永遠に同じ内容が繰り返される検索画面が生まれてしまいます。
これは検索する人にとって決して便利なものではありません。
そこでGoogleは次のポイントについて重要視するようになりました。
独自性あるコンテンツを評価する
独自性って?
独自性とはつまり、「独自の分析、調査、意見、考え」など、そのコンテンツならではの情報を掲載することです。
ここで勘違いしてはいけないのが、好き勝手に自分の考えを綴ればいいというものではありません。
検索者のニーズを満たしていることは大前提の上で、自分なりの考えや表現をとりいれることが大切です。
独自性のあるサイトの例を考えてみよう
例えば先ほどの「姫路 カフェ」の例をとってみても、単純にカフェのまとめを作るのではなく、オリジナリティーを踏まえると効果が出やすいことが考えられます。
例えば、「年間1000種類のコーヒーを嗜む、大のコーヒーマニアが感動した、姫路のカフェ10選!!」のような内容はどうでしょうか?
ただただ、カフェを10個紹介するのではなく、年間1000種類もコーヒーを飲むコーヒーマニアによって厳選されたカフェを10個あげられていれば、同じコーヒー付きの閲覧者は飛び付くことが容易に想像できますね!
さらにそれぞれのカフェの紹介文にコーヒーマニアならではの感想が含まれていれば、他のまとめサイトよりも独自性が高いことは言うまでもありません。
こういったサイトを検索上位に表示するような仕組みになっていると言えるでしょう!
そう考えると、チャンスがいっぱい!!
独自性の見つけ方
この例は、自分の経験を独自性に変えた内容でした。
しかし、
そんな趣味とか経験がない!!
という方も多いでしょう。
独自性というと、自分だけが知ってる知識や経験と思い込みがちですが、決してそれだけではありません。
公的機関や研究機関が発信する内容をリサーチする
独自性とはつまり、一次情報のことです。
公的機関や研究機関が発信する内容を直接リサーチして発信するのも立派な一次情報です。
例えばSEOの一次情報を取るなら、Googleが出している情報を直接取るべし!
しかし、公的機関や研究機関が発信する内容を掲載するのでは、他のサイトにも掲載される可能性があるので
独自性としては少し弱くなる可能性があります。
しかし、ここにも独自性を加えることは意外に簡単です。
これらの一次情報から受けた感想や考えを記事の内容に組み込んでみましょう。
そうすることで、他の記事には掲載されていない内容を含むことができるので、独自性を強めることが可能です。
一次情報を見つける方法
- ある事実に対して、自分の考えや価値観を書く
- 自分自身の体験や経験から記事を作成する
- 自分が持っている知識を応用する。
まとめ
SEO対策というと、「質の良いコンテンツを作成する」とよく言われます。
正直僕は、「質の良いコンテンツってなんやねん!」とよくわかりませんでした。
このように、世の中には抽象度の高い説明が多くあると思います。
しかしそういった抽象度の高い内容は具体例を挙げると非常にわかりやすくなりませんか?
今回紹介した、ノウハウ的な内容に関しては、SEOの界隈ではよく言われているものなので、あまり独自性はありません。
しかしながら、具体例を用いた解釈の部分に関しては僕の完全オリジナルになっています。
この具体例を用いた解釈をこの記事に含んでいるだけで、少なくともその部分だけは独自性の高いものになっているのではないでしょうか?
たとえ全く同じ具体例を挙げていたとしても、「姫路」や「神戸」の内容を含んでいることによって、さらに独自性を高めることができています。
「独自性を高める」と言われると「自分に独自性なんかない!」と思いがちですが、あなたという人間はあなたしか存在していません。
よくよく考えると独自性はたくさん見つかるかもしれません。